2023/07/17 クリニック
7月及び8月の休診予定
コロナ他感染症の状況
8月11日(金・山の日)は休日当番医です。翌8月12日(土)を代休とさせていただきます。
8月13日(日)から16日(水)は例年通りお盆休みとさせていただきます。
当番医の診療は、普段通り朝8時30分から18時までを予定しています。受診の際は必ずお電話で受付をお願いいたします。
* 当クリニックは、発熱患者の外来診療・検査を担う「診療・検査医療機関」です。発熱等の症状から新型コロナウイルス感染症やインフルエンザがご心配な方については、随時抗原定性検査を実施していますので、ご相談ください。検査対応が可能な時間をご案内いたしますので、ご協力をお願いいたします。なお、5月8日から症状がある方へのコロナウイルス抗原検査費用は自己負担となっておりますのでご了承ください。(福祉医療費給付事業対象の方については、窓口でのお支払いに変更はありません。)
各種感染症の状況
5月後半以降インフルエンザは終息しました。感染症動向調査によると県内では1週間に数人の陽性者がみられるようですが、当クリニックでは陽性者ゼロの日が1ヶ月続いたため、コロナとの同時検査はいったん中止しています。春から続いていた急性胃腸炎やアデノウイルスによる流行性結膜炎もこのところ落ち着いてきたようです。一方でコロナ陽性者はゼロの週はなく、7月に入って2週間続けて5人を超え、増加に転じたように感じています。沖縄での第9波の流行拡大を見ても感染やワクチンの免疫の減衰による感染拡大は必至と思われ、引き続き発熱者の検査により、水面下での流行拡大の兆しを注意してみていく必要があります。
一方、全国的な流行が報道されているヘルパンギーナとRSウイルス感染症は少し遅れてこのところ急増してきました。7月10日から16日の1週間にヘルパンギーナは30人を超え、発熱者の原因として一番多くなっています。ただ、急な高熱でもヘルパンギーナに特徴的な所見を認めない患者さん、高熱やひどい咳が続いてもRSウイルスやヒトメタニューモウイルスの検査が陰性の患者さんも少なからずみられ、その中に紛れているコロナウイルス感染症を拾い出すのが難しくなっています。春以来、複数の感染症の同時流行により発熱での受診者が多く、既に日々の診療は逼迫しており、この上さらにコロナの第9波が重ならないことを願っています。
院内での不織布マスク着用継続へのご協力をお願いします
3月13日からコロナ対策としての不織布マスク着用は個人の判断に委ねられることとなりましたが、医療機関においては高齢者や重症化リスクの高い方への感染を防ぐ目的で着用が引き続き推奨されております。各種感染症が混在しやすい小児科としても、別な感染症がうつったり、コロナ感染者の紛れ込みを防ぐため院内での不織布マスク着用の継続をお願いいたします。