堀こどもクリニック

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2024/01/16 クリニック

閉院のお知らせ(再掲) 
3月30日(土)をもって閉院することにいたしました

閉院のお知らせ

 この度、1993年9月から30年あまり続けたクリニックを2024年3月30日(土)をもって閉院することにいたしました。

 開業以来日々の診療を最後まできちんと行うべく努めてまいりましたが、15年ほど前からの気管支拡張症などの持病(詳しくは、そしてお酒とコーヒーの余談はこちら)の状態を考慮しつつ、いつまで手を抜かずやっていけるかと、この数年思案しておりました。その中で、余力のなさを感じる機会が多くなったことに加え、流行拡大の中心が小児となった新型コロナウイルス感染症の先もどうやら見えてきたことから、昨年の初夏頃に今年度いっぱいでひと区切りをつける決心をいたしました。

 通院中の方々には大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、ご容赦いただきたくお願い申し上げます。

* 継続的な治療の必要な方につきましては、必要に応じて診療情報提供書(紹介状)をご用意いたしますので、随時お申し出ください。

* 外来診療、予防接種、乳児健診等の診療業務は3月30日(土)まで通常通り継続する予定です。

* 医師会員として関わりのある初期救急センターの勤務、学校医、保育園医、上田市で行なっている乳幼児健診等につきましては今後も継続いたします。

* 小児科医の発信場所としてのホームページは今後も当分維持継続し、閉院以降、何かお困りのことがあった場合の相談方法、小児医療関係のトピックス、近況などにつきお知らせしていく予定です。

 30年の間に当クリニックをご利用いただいた患者さんは、カルテの通し番号によれば48700人を超えました。時間内に受付された患者さんは何時までかかろうと最後まで診たい、薬を出すことより病気とのお付き合いで何が大事なのかを理解してもらいたい、こどもたちには嫌な診察や注射のことより楽しい本やおもちゃのことが記憶に残って欲しい…自分なりのこだわりを持ってやってきたつもりではありますが、説明に時間を割くほど待ち時間も1日の診療時間も長くなり、気が急いて焦れば話はますます聞こえにくく、「もっと遊びたい」と泣く子は腕を引かれて待合室を出ることも…、一昨年夏に発熱外来が逼迫するようになってからは一体何人の患者さんを断り続けてきたのか…、思い返すほどに情けなさ、不甲斐なさを痛感しています。そんな中で通ってきてくださった患者さん方には、感謝の言葉もありません。本当にありがとうございました。

 併せまして、多くの紹介患者さんを快く受け入れていただいた信州上田医療センター小児科の先生方、時間外や休日も含めて院外処方を通じてクリニックの診療維持に多大な協力をいただいてきた地域の数多くの調剤薬局の皆様、医薬品やワクチン、検査キット、医療資材等の調達で支えていただきました医薬品、医療機器、事務機器卸業の皆様、電子カルテやレントゲン機器などの管理維持に努めていただいた皆様、依頼件数の少なさにもかかわらず検査の面で支えていただいた検査会社や医師会検査センターの皆様、クリニック管理の事務的な面でお世話になってきた上田市医師会事務局の皆様、そしてほぼ一年を通じての時間外に及ぶ診療などあらゆる面でこのわがままで自分勝手な院長を支え続けてくださったスタッフやそのご家族の皆様にも、この場を借りて心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

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