堀こどもクリニック

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2020/08/31 ワクチンを受けよう!子どもと新型コロナウイルス感染症

新型コロナ流行下の、高齢者肺炎球菌ワクチンの勧め

新型コロナウイルス感染症の流行が拡大している今、肺炎球菌感染の合併リスクを減らすことは、限られた重症化防止対策の一つとして重要です。

成人用23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)は高齢者の主要な死因である肺炎の主因となる肺炎球菌の感染予防に用いられます。65歳以上の高齢者が適応で、2014年10月から65歳を対象とする定期接種が導入されています。

一方、2014年に小児用肺炎球菌ワクチン・プレベナー13の高齢者への使用も承認されました。さらに2020年5月から、肺炎球菌の感染リスクになる基礎疾患のある人については年齢を問わず接種が可能になりました。ただし、任意接種となります。

これら2つのワクチンの取り扱いについて、日本呼吸器科学会および日本感染症学会から 「それぞれのワクチンの特性から、最初の接種はプレベナー13を先に、6~12ヶ月以降にニューモバックスを接種する」という推奨が出されています。 (既にニューモバックスの接種をした方には、1年以上の間隔を置いてプレベナー13を接種する。) 

ご希望の方、ご関心のある方は、当クリニックでも両方の接種が可能ですので、いつでもご相談ください。

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