堀こどもクリニック

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せんせいのWeb magazine

安達家の”子どもたちの”ドバイ日記 (その8)

8月にいただいたお便りですが、ちょうど第7波の真っ最中で、掲載する時間がないまま時間が経ってしまいました。その後そろそろと思うまもなく第8波に突入してしまい、季節もすっかりかわってしましました。この場を借りてお詫び申し上げます。

その後第7波が収束しつつあった10月初めに一時帰国され、アレルギー検査や予備のお薬の追加のために来院されました。文乃ちゃんが「楽しみにしていた?」堀せんせいとの再会は、発熱者の検査に追われる中での慌ただしい診察と、抑えられての採血で、大泣きをされてしまいました…。1年後は「行きたくない!」と駄々をこねられるのでは…。章乃ちゃんは泣き止んだら早速マイペース、いつの間にか診察室に戻って「つつけん」を手に興味津々の様子でした。

ドバイに行かれてちょうど一年、当たり前のことではありますが、子どもたちの成長の速さには目を見張るものがあります。次の一年が楽しみです!

今頃ドバイに戻って、文乃ちゃんに何と言われているのか心配ですが、また次のステップに進まれたお子さん方のご様子を伺うのを楽しみにしています。

堀先生

 暑い日が続いているかと思いますが、お変わりありませんか?ドバイは40度越え、体感は50度前後の日々ですが、周りの方いわく、今年の夏はそこまで暑くないようです。

子どもたち、無事に保育園を卒業してきました。


 我が家の子どもたち、みんな水遊び大好きで、こちらが怖いくらいです。兄と同じく何でもやりたい文乃はバタ脚も上手になり、浮き輪ありですが、25メートル自分で移動してきます。兄姉がやれば、自分も出来ると思っているだろう章乃は(インストラクターさんにご指導いただいたら)水に潜れるようになりました。

日々楽しい子どもたちシリーズです。

手元灯を消せば良いのでは?と思いましたが、眩しかったようで、サングラスをかけて寝ております…

 水中メガネを買ってもらった翌日、嬉しかった文乃さんの登園姿です…サングラスとダブルがけです。

 お友だち、先生方に恵まれ、助けられ、本当に充実した園生活を送ることができました。それぞれに世界各国のお友だちもできました。家族ぐるみでお付き合いもさせてもらい、新しい出会いに感謝です! お別れも多いシーズンで、琢眞のお友だちは卒業と同時に違う国にお引っ越しをするご家庭もありました。またどこかで会おうね♪の約束をして、いったんさよならです。

 もうすぐ2歳の章乃さん、目を離した次の瞬間にはいたずら放題です…章乃の写真はいたずら写真がほとんどで、大きくなってから怒られそうです。 登園前に小麦粉を持ち出しました…幸い中身が少なかったので、ドバイに雪が舞うことなく助かりました。

 朝から朝食、お弁当準備のお手伝いです…

 セルフスキンケアも怠りません…

静かにしていればだいたいこうです。昨年渡航してきてすぐにまっくろくろすけを盛大に描いた姉と同じ匂いがします…

ある日はかくれんぼかのように、棚の中へ入っておりました…

 堀先生に言っていただいた、発想力は生きる力!を思い出し、母は半笑いで写真におさめております。2語文らしきものも出てくるようになりましたが、初めての文がNo, mama!がでした。。。

文乃はずいぶんお姉さんらしくなり、母はとても助かっております!

   章乃と一緒にストライキもありますが…笑

 自分のことがよくわかってきて、初めての食べ物やお友だちの家で出していただいたものを見て“Non dairy?  No milk?”と確認するようになり、成長を感じます。文乃の食べられるピザ屋さんを見付けて、レストランでピザを楽しみました♪

こちらに来て1年経ち、電話のまねっこは“hello, yeah yeah, okay bye ! ”になり、なんでなんで星人はwhy?why?星人になりました。
 危なーい!やめて〜と言いたくなる気持ちをグッと抑えて、こちらも見守りです。 父出張中、母の手はあかないとふんで、自分で工具を持ち出し、試行錯誤の末にドライバー類が使えるようになり、電池のプラスマイナスも覚えました。

ネットショッピングの空き箱を盛大にちらかして遊んでいましたが、ふと見てみれば展開図!平面から立体を作っていて、算数をやっている…と思いながら見ておりました。

 “遊びは最大の学び”という言葉を実感しております。 英語のスキルは追い抜かれた気がします。私が聞き取れなかったことも、聞けていたり、保育園では先生に妹たちのことを英語で説明してくれていました。(電話で対応していたら、“琢眞が全部教えてくれたから大丈夫そう”と先生に言われました)そして、寝る前のリクエスト絵本の翻訳を始めました。“いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう”の絵本(日本語)を読み始めたら、サラサラ〜と英語で繰り返し、てっきり英語ver.を保育園で読んでもらったのかと思いながら読んでいましたが、自分で考えて訳していたようで…!ノンタンの頃よりもずいぶんとレベルアップしておりました。もちろん完璧ではないのですが、あまりにも自然な英語で驚きました。環境に感謝し、1年間の本人の頑張りにも拍手です。

 引っ越してきてからできた日本人のお友だちが、病院に行く〜という話をしていると文乃が“○○ちゃん、堀先生行くの?”と言い出し、ドバイの堀先生に行くということになっております。堀こどもクリニックが大好きな文乃にとって、病院やドクターが怖いものにはならず、楽しみに通わせていただけたこと、本当にありがたかったです。お陰様で元気に過ごしておりますが、もしこちらで病院に行かなければならない時は、ドバイの堀先生に行くと伝えようと思います。この日はかじりかけの青リンゴを片手に登園して行きました…外国人スタイルですね。笑

灼熱の日々、帰国をしたり旅行に行ったりと夏休みらしいことが、なかなかできておりませんが、体調を崩さず過ごせていることに感謝し、次のステップにむけて準備をしていきたいと思っております。 暑中の激務かと存じますが、お身体には充分にお気をつけください。

 まだ家の中でトレジャーハンティング状態なところもありますが、新生活を楽しんでおります。キッチンの窓からの眺めが良いのと、ベッドを低くしてもらい、子どもたちの転落の恐れがなくなったことが、とてもとても幸せです♪が、保育園まで毎日タクシーお迎えです。(日本のタクシーよりもずっとお安いのですが、毎日となるとなかなかです…)40度の中、保育園から駅まで1キロ弱ですが、子どもたちが歩くのは酷なので、卒業式まであと2週間ですが、タクシー降園をしております。

中東らしい、オレンジ色の大きな夕日です。
 安達志乃(2021年8月10日)

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