堀こどもクリニック

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せんせいのWeb magazine

安達家の”子どもたちの”ドバイ日記 (その9)

今年も早々に安達家からのお便りが届きました! 

まずは採血で大泣きしてしまった文乃ちゃんに、「もう行かない!」とダメ出しされずにホッとしております。

相変わらずバイタリティに溢れた日々を過ごしている安達家の子どもたちですが、琢磨くんのとっさの英語でのかくれんぼのルール説明には関心しきりです。一方昨夏受診された時に何も疑問に感じずに子どもたちに日本語で話しかけていた自分ですが、子どもたちにとっては英語で話しかけた方が自然なのかと今更ですが思い至りました。特に幼い章乃ちゃんにとっては、日本語を覚えるより早く英語の環境に育っており、英語優位が当然ということを忘れていました。「あきちゃんには英語でお話しするんだよー」、納得です。今度帰国して来られる時までに、なんとか少しは相手ができるよう、初歩の英会話をおさらいしておこうと思うこの頃です。

堀先生


ご無沙汰しております。一時帰国中は大変お世話になりました。文乃の現状、章乃のアレルゲンもはっきりわかり、安心しました。お陰様で予定通りドバイに戻ってきて、変わらず慌ただしくも元気に過ごしております!


ドバイに戻る前の最後の日曜日、朝ご飯を食べていた文乃が一言「今日は堀先生のところ、行こうよ!」と。。。今日は日曜日であいていないし、もう病院にはご用事ないよ〜と笑いました。採血をして泣いても、変わらず堀こどもクリニック大好きです。


 一時帰国中に2歳になった章乃、昨年は一升餅のお祝いができなかったので、ニ升のお餅をつきお祝いしました♪

琢眞のリクエストで流しそうめんもやらせてもらいました。長袖長ズボンに長靴の装備で流しそうめんです。

父はほぼ送迎のみで日本にいなかったので、祖父母に助けてもらいながら、やりたいことを思い切りやらせてもらえた子どもたちです。10月の日本、ドバイの気候に慣れていたわたしたちにはちょっと寒かったですが、久しぶりの日本を満喫してきました!


ドバイに戻ってから、両家の祖父母が代わる代わる遊びに来てくれました。子どもたちはいつも通り、幼稚園・保育園がありましたが、帰ってくれば遊んでもらえ、わたしも沢山たくさん助けてもらいました。 イスラム教徒ではなくても入ることができるモスクに行ってきました。金曜日は大きなお祈りのある日なので見学はNG、男女ともに過度な露出は控え、女性はスカーフ等で髪の毛を隠して入るなどのルールはありますが、モスク内でイスラム教の説明を聞けたり、実際のお祈りを見せていただくことごできます。祖父母が来る前に友だちと行き、実母と行き、義理両親とも行き、モスクのプロになれそう…な気がしていますが、まだまだ知識不足、勉強不足です。


琢眞は一時帰国少し前から、文乃は一時帰国後から日本人学校に属する幼稚園に編入しました。コロナでの人数制限もあり、琢眞はウェイティングでしたが、ナーサリー卒業とほぼ同時に編入することができ、とてもありがたかったです。文乃は今のナーサリーを卒業してから編入しても良いかなぁーとも考えましたが、その時に枠があるとは限らない…という夫の意見にごもっとも!と思い、文乃も編入しました。 日本人学校からは少し距離のある我が家はバス登園です。朝のバスが6:50に来ます…6時前に起こされ、お昼寝もなしなので、3歳の文乃さんには少しハードかなと思いましたが、早寝早起きの大変良い子の生活が身に付き、体調も崩さず通えております。


初登園日に「文乃ちゃん、日本語で色々お話ししてくれました!」と日本語が上達したと入園の面接をしていただいた園長先生にお褒めいただきました。(面接時、恥ずかしくてモジモジしていて、唯一答えた動物クイズ、すべて英語で答えた文乃です…)その時のわたしは“あーちゃんは日本語でお話しできるぞ⁈”と思っていましたが、日本人幼稚園に通い始めて2週間、園長先生のおっしゃっていたことがよーくわかりました!接続詞の使い方や日本語での状況や状態の説明がとても上手になりました。年齢的なところもあるかと思いますが、言葉遣いがぐんとお姉さんになりました。 明日の持ち物ややること、お休みのお友だちなど園での生活も楽しそうに話してくれています。 参観日や発表会など日本の園と同じ行事もあり、親子共々楽しんでおります。

文乃が日本人学校に編入してしまい、ちょっと寂しい章乃ですが、日々父送りをリクエストして、“Bye bye ,mommy ! ”と元気に出かけていきます。

英語優位の日本語・英語ミックスで話す章乃、琢眞も文乃も章乃と話すときは英語を使うことが多いです。先日、みんなでかくれんぼを始め、琢眞が章乃にルールを説明してくれていましたが、よくわかっていない様子に大慌てで(もうお友だちがカウントを始めていたので)英語で説明し直す姿に笑ってしまいました。琢眞は章乃が日本語がわかってないのだと感じ、英語に切り替え説明したのだと思います。わたしももちろん、日本人のママ友は章乃に日本語で話すのですが、日本人のお友だちも「あきちゃんには英語でお話しするんだよー」と母たちに言っている姿もあり、微笑ましかったです。沢山の方に気に掛けてもらって、可愛がってもらっている章乃さん、これからどのように言語習得していくのかも楽しみです!

ドバイでの生活ももうすぐ2年が終わろうとしています。日本人のお友だちの輪も広がり、ご帰国、他国へのスライドのお見送りをすることも増えました。今年こそコロナが落ち着いて、国内外どこへでも、誰にでも会える日々がきますようにと願うばかりです。 先生も変わらずお忙しいと存じますが、どうぞご自愛ください。

安達志乃

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